ドラムのイントロがかっこいい曲
「イントロがかっこいい曲」と聴けば、多くの方が印象的なギターリフを思い浮かべると思います。
やはりロックバンドの花形パートといえばギターですから、当然……。
とはいえ、ドラムだってとってもかっこいいんです!
この記事では、洋楽・邦楽を問わずに、ロックの名曲の中からイントロのドラムがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね!
ド派手なドラムソロから始まる曲もあれば、シンプルなビートなのにグルーヴがあふれ出してかっこいい通好みの曲も紹介していきます!
往年のロックの名曲が中心のソングリストになりましたが、ドラム好きなら老若男女必見ですよ!
もくじ
- ドラムのイントロがかっこいい曲
- 完全感覚DreamerONE OK ROCK
- Walk This WayAerosmith
- Honor Thy FatherDream Theater
- Sing, Sing, SingBenny Goodman
- Rock and RollLed Zeppelin
- 2×4Metallica
- PainkillerJudas Priest
- シュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN
- Smells Like Teen SpiritNirvana
- ブルートレインASIAN KUNG-FU GENERATION
- Omoide In My HeadNUMBER GIRL
- FireballDeep Purple
- 99.974℃tricot
- Hot For TeacherVan Halen
- city[Alexandros]
- Two PrincesSpin Doctors
- なんちってRADWIMPS
- 紅X JAPAN
- nakano kill you凛として時雨
- 誘惑GLAY
- You Know What You Are?Nine Inch Nails
- First Dateblink-182
- We Will Rock YouQueen
- You Could Be MineGuns N’ Roses
- Squall04 Limited Sazabys
- Room45TOTALFAT
- SuperstitionStevie Wonder
- Song for the DeadQueens of the Stone Age
- 御祭騒ぎ東京事変
- Doomsday ClockThe Smashing Pumpkins
ドラムのイントロがかっこいい曲
完全感覚DreamerONE OK ROCK
イントロのドラムがかっこいい曲と聞けば、邦楽ではまずこの曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ここ最近の邦楽ロックではまちがいなくトップクラスにドラムのイントロが印象的な曲ですよね!
最初のシンバルとスネア、バスドラを交互に叩くパート、そのあとのスネアとタムのコンビネーションの2つのパートに分けられますね。
その中でも特筆すべきが、後半のスネアとタムのコンビネーションの部分。
16分音符をベースにしていながらアクセントがずれているため、これほど印象的なフレーズに仕上がっています。
叩けたらかっこいいし、ほかのフレーズにも応用できるテクニックですね!
(羽根佳祐)
Walk This WayAerosmith
この曲のイントロも非常に有名で、普段から洋楽のロックを聴かない方でもよくご存じではないでしょうか?
『踊る!さんま御殿!!』のテーマソングとして有名ですよね。
この曲のイントロ、軽快なギターフレーズを支えるのがハイハット、スネア、バスドラのみのめちゃくちゃシンプルなビートですが、このビートと言えばこの曲!!というほど浸透しています。
このタイトなフレーズのファンキーなノリのかっこよさは筆舌に尽くしがたいですね。
とにかくじっくり聴いてみてください。
(羽根佳祐)
Honor Thy FatherDream Theater
テクニカルな演奏でコアなファンをうならせているスーパーバンド、ドリーム・シアター。
どの曲を聴いても抜群の演奏力に裏打ちされたハイレベルなフレーズが印象的なバンドですね。
その中でもこの曲のイントロ、私のように普段からいわゆる普通のロックしか聴いていない人間には、どう叩いているのか想像もつかないような難解なフレーズ……。
もちろん前半のスネアとバスドラ、タムのコンビネーションもすさまじいですが、その後のビートも独特のノリが出ていて必聴です。
ぜひじっくりと何度も聴いて解析してみてくださいね。
(羽根佳祐)
Sing, Sing, SingBenny Goodman
スウィング・ジャズを代表する曲として長年愛されている名曲の一つ。
映画『スウィングガールズ』の劇中でも演奏された曲で、きっと普段ジャズを聴かない方でも耳にしたことがあるほどの有名な曲ではないでしょうか?
そして今回紹介するのはこの曲のイントロのドラムフレーズ。
フロアタムと裏拍でリズムを取っているハイハットのみのシンプルビートなんですが、これがとにかくかっこいいんですよね!
このフレーズだけでグルーヴ出まくりの名フレーズだと思います。
(羽根佳祐)
Rock and RollLed Zeppelin
しっかりとロックのドラムを勉強してきた方や、長年ロックに親しんできた方ならば、ドラムがかっこいいイントロと言えばこの曲!!と感じている方も多いでしょう。
ロック史に残る名バンド、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムさんによるこのイントロのフレーズはあまりにも有名ですね!
フレーズのアクセントを外して考えるとスネアとハイハットを8分音符で叩いているだけなんですが、アクセントを自在に操ることで非常に印象的な名フレーズに仕上がっています。
シンプルなことをやってかっこいいフレーズを作り出す、われわれドラマーが目指すべき境地だと感じさせられますね。
(羽根佳祐)
2×4Metallica
スラッシュメタルの頂点に君臨するメタリカは、1991年リリースのアルバム『メタリカ』や、1996年の『ロード』で従来のテンポが速いメタルから脱却し、グルーヴ重視のラウドなサウンドに大きく方向転換しました。
その路線変更には批判も多くありましたが、後続の若手メタルバンドに大きな影響を与えたのも事実で、これらのアルバムは大ヒットを記録しています。
この『2×4』のイントロはその時期のラーズ・ウルリッヒさんのドラム演奏を象徴するもので、細かい音符を詰め込むことよりも一打一打の重さを重視したことが感じ取れます。
PainkillerJudas Priest
ドラムがかっこいい曲で、派手なフレーズを紹介するならやはりメタルは外せませんね!
中でもこの曲のイントロのドラムフレーズはとくに派手でかっこいい!
イギリスのヘヴィメタルバンド、Judas Priestの代表曲です。
曲の冒頭からいきなり度肝を抜かれるような手足のコンビネーションフレーズが飛び出します。
さらにシンバルを叩くアクセントの位置がズレているので、それもこのフレーズを味わい深くしている要因の一つ。
またイントロ後半部分では一気にノリが変わりハイハットを刻みながらのビートに突入、そのままイントロのギターリフへつながっていきます。
ドラムの派手さがありながらも、そのまま楽曲のノリを作り出す見事なドラムソロですね。
(羽根佳祐)