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ドラムのイントロがかっこいい曲
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ドラムのイントロがかっこいい曲

「イントロがかっこいい曲」と聴けば、多くの方が印象的なギターリフを思い浮かべると思います。

やはりロックバンドの花形パートといえばギターですから、当然……。

とはいえ、ドラムだってとってもかっこいいんです!

この記事では、洋楽・邦楽を問わずに、ロックの名曲の中からイントロのドラムがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね!

ド派手なドラムソロから始まる曲もあれば、シンプルなビートなのにグルーヴがあふれ出してかっこいい通好みの曲も紹介していきます!

往年のロックの名曲が中心のソングリストになりましたが、ドラム好きなら老若男女必見ですよ!

ドラムのイントロがかっこいい曲

シュガーソングとビターステップUNISON SQUARE GARDEN

歌唱力、各楽器パートの演奏力の高さなど、スリーピースバンドとは思えないほどの楽曲クオリティが人気の秘密である彼ら。

もちろんドラムの鈴木貴雄さんもとっても高い演奏力が魅力なんです!

とくに彼らの楽曲の中でもとくに知名度の高いこの曲、イントロのギターとの絡み、そのあとベースが入ってきたからの手足のコンビネーションは本当に見事で、細やかなフレーズでありながらバッチリとハマっていて聴いていて本当に心地いいですよね!

このフレーズを鈴木さんのようにピッタリと叩けるようになりたいですね!

羽根佳祐

Honor Thy FatherDream Theater

テクニカルな演奏でコアなファンをうならせているスーパーバンド、ドリーム・シアター。

どの曲を聴いても抜群の演奏力に裏打ちされたハイレベルなフレーズが印象的なバンドですね。

その中でもこの曲のイントロ、私のように普段からいわゆる普通のロックしか聴いていない人間には、どう叩いているのか想像もつかないような難解なフレーズ……。

もちろん前半のスネアとバスドラ、タムのコンビネーションもすさまじいですが、その後のビートも独特のノリが出ていて必聴です。

ぜひじっくりと何度も聴いて解析してみてくださいね。

羽根佳祐

Smells Like Teen SpiritNirvana

アメリカのグランジバンド、ニルヴァーナの代表曲、『Smells Like Teen Spirit』。

あのイントロの印象的なギターカッティングの後から入ってきて激しく暴れるイントロ部分のドラムにあこがれた人も多いのではないでしょうか?

まさに十代の気持ちを代弁しているようなドラミングですよね。

ちなみに曲のタイトルにもなったティーンスピリットは若者が使うデオドラントの商品名で、この商品を発売したメーカーはこの曲のヒット後、逆にこの曲のタイトルを使って宣伝をしたそうです。

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Walk This WayAerosmith

この曲のイントロも非常に有名で、普段から洋楽のロックを聴かない方でもよくご存じではないでしょうか?

『踊る!さんま御殿!!』のテーマソングとして有名ですよね。

この曲のイントロ、軽快なギターフレーズを支えるのがハイハット、スネア、バスドラのみのめちゃくちゃシンプルなビートですが、このビートと言えばこの曲!!というほど浸透しています。

このタイトなフレーズのファンキーなノリのかっこよさは筆舌に尽くしがたいですね。

とにかくじっくり聴いてみてください。

羽根佳祐

完全感覚DreamerONE OK ROCK

イントロのドラムがかっこいい曲と聞けば、邦楽ではまずこの曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

ここ最近の邦楽ロックではまちがいなくトップクラスにドラムのイントロが印象的な曲ですよね!

最初のシンバルとスネア、バスドラを交互に叩くパート、そのあとのスネアとタムのコンビネーションの2つのパートに分けられますね。

その中でも特筆すべきが、後半のスネアとタムのコンビネーションの部分。

16分音符をベースにしていながらアクセントがずれているため、これほど印象的なフレーズに仕上がっています。

叩けたらかっこいいし、ほかのフレーズにも応用できるテクニックですね!

羽根佳祐

Rock and RollLed Zeppelin

しっかりとロックのドラムを勉強してきた方や、長年ロックに親しんできた方ならば、ドラムがかっこいいイントロと言えばこの曲!!と感じている方も多いでしょう。

ロック史に残る名バンド、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムさんによるこのイントロのフレーズはあまりにも有名ですね!

フレーズのアクセントを外して考えるとスネアとハイハットを8分音符で叩いているだけなんですが、アクセントを自在に操ることで非常に印象的な名フレーズに仕上がっています。

シンプルなことをやってかっこいいフレーズを作り出す、われわれドラマーが目指すべき境地だと感じさせられますね。

羽根佳祐

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