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このリズムといえば!イントロが印象に残るドラムフレーズ洋楽5選!
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このリズムといえば!イントロが印象に残るドラムフレーズ洋楽5選!

最近テレビ番組でギターリフ特集というのがありました。

ドラムだとリフとまではいかなくても、特徴的なドラムフレーズがあります。

そこで今回は「印象に残るドラムフレーズ」として5つあげてみました。

気に入ったやつがあればコピーしてみてください。

印象に残るイントロ ドラムフレーズ洋楽5選!

Walk this way|Aerosmith

あまり洋楽を聴かない人もこの曲は聴いたことある人も多いのではないのでしょうか。

某バラエティ番組のエンディング曲として長年使われてますね。

『Walk this way』は総売上1億5000万枚以上とも言われるエアロスミスの1975年のアルバム『Toys in the Attic』の中に収録。

1986年ヒップホップグループRUN-DMCのカバーにより全米4位の売り上げで再評価され、当時低迷期だったエアロスミスの第2期黄金期になったきっかけにもなりました。

ロックとダンスミュージックの垣根を越えたビートは1度聴くと忘れられない特徴的なビートですね。

Rock and Roll|Led Zeppelin

総売上枚数は3億枚といわれるロックバンド、レッドツェッペリンの4枚目のアルバムに収録。

このアルバムはレッドツェッペリンにとってもっとも売れたアルバムでもあり、代表曲の一つ『Rock and Roll』は、うねるようなボンゾのドラミングが堪能できる1曲です。

イントロも特徴的で、パッと聴くと変拍子に聴こえてしまう感じもまたカッチョいいのではないでしょうか。

We’re the American band|Grand Funk Railroad

もう1曲、クラシックロックよりグランドファンクレイルロードの『We’re the American band』を紹介したいと思います。

2000年のモダンドラマーフェスティバルにてグランドファンクレイルロードのドラマー、ドン・ブリューワーの解説つきの『We’re the American band』のドラムプレイはかっこいいの一言につきるのでは
ないでしょうか。

歴史に残るドラムイントロですね。

最近の若いミュージシャンでは、知ってる人が少ないような気もするグランドファンクレイルロード。

一度聴いてみませんか?

Rock with you|Michael Jackson

ご存じKing of popのマイケルジャクソン。

若くして他界してしまったのが残念ですが、この『Rock with you』はクインシージョーンズをプロデューサーに迎えた『Off the wall』アルバムに収録。

そして、この曲のドラマーはレコーディングドラマーの重鎮、ジョン・ロビンソン。

イントロのドラムピックアップのフレーズは、ジョン・ロビンソンのキャリアの中で印象的なものらしく、名刺の裏にこのフレーズの譜面が印刷されているそう。

個人的に、その名刺を交換するのが夢でもあります(笑)。

関係者の方、見ていましたらよろしくお願いします(笑)。

Squib Cakes|Tower of Power

あえて最後の1曲はタワーオブパワーの『Squib Cakes』。

若い人では知らない人も多いのではないでしょうか。

タワーオブパワーは、1970年代に活躍した西海岸のファンクバンドとして名をはせ、ドラムのデビッド・ガリバルディは、ドラムという楽器の可能性を広げたテクニカルかつファンキーなドラミングの先駆者です。

ハイハットが2つあるように聞こえるようなスネアの使い方や、あの神保彰さんが影響を強く受けたドラマーの1人として有名です。

そんなガリバルディのプレイがかっこいい曲の一つ『Squib Cakes』は、あえて表拍のハイハットオープンが入る、シンプルに聴こえて複雑なドラムイントロ。

一度よかったら挑戦してみてください。

おわりに

以上、5曲いかがでしたでしょうか?

みんなに愛される曲には魅力的なビートがありますね。

難しいテクニックもかっこいいですが、最初の1小節で人の心を動かす、そんなドラマーこそ最高なドラマーかもしれません。

ライタープロフィール

寺川 史門

ドラマー

寺川 史門

大阪梅田、ドラム専門レッスンのSHIMON DRUM SCHOOL(シモンドラムスクール)代表。

「本物のレッスンをあなたに」をコンセプトに“4スタンス理論”というオリンピック、NPBなど多数のプロ、アマチュアアスリートに支持されている身体理論を初めて本格的にドラムの世界に取り入れたレッスン。

自然な体の使い方を初心者、プロ、さまざまな楽器のミュージシャンまで全ての人へのレッスンをおこなう。

演奏スキルに加えて姿勢の改善、日常生活の向上、トレーニング&コンディショニングまで幅広く対応。

現在はドラムに限らずスポーツトレーナーとしても活躍。

レッシュ理論マスター級トレーナー。

ウェブサイト:https://drumshimon.jimdo.com

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